花粉症

花粉症とは、植物の花粉(アレルゲン)によって引き起こされるアレルギー症状の一種です。症状としては、「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」などが主で、その他にも「のどのかゆみ」「皮膚のかゆみ」「下痢」「頭痛」「発熱」を引き起こすこともあります。原因となる花粉は、春先に多く飛散するスギの花粉によるものが代表的ですが、他にもヒノキ、マツ、ブナ、ヨモギ、イネ、ブタクサ、カバノキ等が挙げられ、国内において花粉症を引き起こす植物は実に60種以上が報告されています。また、大気汚染物質と花粉が混合するとアレルギー誘起能はさらに増大するとされています。

 

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花粉症は完全に治るものではありませんので、「予防対策」が非常に重要となります。花粉対策として、花粉が飛散する時期はマスクやめがね、帽子などで花粉を防ぎ、外から帰宅したら服に付着した花粉を払う、外に干した布団は掃除機をかけるなどして花粉を排除するなど、地道な心がけが花粉症予防の第一歩と言えるでしょう。

 

治療法として最も多く用いられているのが「抗アレルギー薬の内服」です。くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど、一般的な症状は緩和されますが、重症の場合にはステロイド薬も併用する場合もあります。花粉症が始まる時期の半月ほど前からの予防的に投薬を開始すると非常に有効で、その時期の症状は非常に緩和されます。以前の抗アレルギー内服薬は、「眠気」や「口が渇く」などの副作用がありましたが、現在ではこれらの副作用はかなり改善されています。よって、毎年花粉症になる時期がわかっている場合は、症状が出る前に早めに受診することをお勧めいたします。

 

その他、アレルギー症状を起こす原因となるスギ花粉などのエキスを、時間をかけて少しずつ体内に注射することでアレルゲンに慣れさせ、アレルギー症状をなくす「減感作療法」(舌下免疫療法とも呼ばれます)や、鼻の穴にレーザー光線を照射して、鼻の粘膜をやんわりと焼き、鼻粘膜のアレルギー反応を鈍くする「レーザー治療」など、様々な治療法があります。これらの治療をご希望の方は、専門の施設をご紹介させて頂きます。

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