白内障

白内障とは、目の中の水晶体が白く濁り、それによって視力が低下する病気のことです。

ビデオカメラの“レンズ”の役割を果たしている水晶体は、瞳孔のすぐ奥にあり、通常は光をよく通す透明の組織ですが、加齢などによって水晶体のたんぱく質が変化し、次第に白く濁っていきます。

症状としては、目がかすんだり、光がまぶしく感じられるといったことが多く、明るい日差しの中だとものが見づらくなり、薄暗い屋内の中ではよく見えるという状況に陥ります。 最も多い「加齢性白内障」は老化現象(酸化)の一つであり、60歳を過ぎるとほとんどの人が少なからず白内障になりはじめるとされています。

老化現象ですから、どんな治療法を用いても元通りに戻すことは出来ません。初期の段階では、抗酸化剤の点眼薬などで進行を遅らせることはできますが、進行してしまった白内障には手術が必要です。目から濁った水晶体を砕いて取り除き、代わりに人工の眼内レンズを入れます。白内障の手術は年々進歩しており、点眼麻酔で痛みはほとんどなく約5分程度で終わりますので、体にも負担はかかりません。

※当院での白内障手術に関する詳細はこちら(白内障手術について)をご覧下さい。



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