ICL・レーシック」カテゴリーアーカイブ

JSCRS総会@博多

先週は,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日多焦点を含む)。
今週は,硝子体茎離断術(ERM)〜水晶体再建術(両眼同日多焦点を含む)〜出張手術。
皆さん経過良好です。

今週末は第39回JSCRS学術総会へ出席のため博多へ。
シンポジム日中韓の白内障・屈折矯正手術の現状」の座長,および「Current trends in cataract and refractive surgery in Japan based on the results of the JSCRS clinical survey」の講演を担当しました。

中国・韓国の先生方の講演内容を簡単にご紹介します。

1)中国(Dr. Xiaoying Wang):
・SMILE手術25万件は世界TOP
・ICLも増加傾向。OVDを使用しない「one-step ICL手術」は約1分で完了するため,Wang先生は1日に110眼のICL手術を執刀した経験があるとのこと!

2)韓国(Dr. Jong Suk Song,KSCRS理事長):
・〜2022年;個人医療保険で多焦点IOLがカバーされていたため,70〜80%が多焦点IOL
・2023年〜;保険でカバーされなくなったため,多焦点IOLは20%未満に減少

両眼同日白内障手術(ISBCS)と別日手術(DSBCS)との比較試験(アジア初);
・COVID-19以降,ISBCSが増加(80%が単焦点IOL)。
・特に85歳以上の症例でISBCSが好まれる(日本と同様に付き添いの都合?)。
・術後眼内炎;2020(ISBCSで有意に多い)→2021(有意差なし)
☞両群とも術後1時間のみ閉眼し,その後は術後点眼開始とのこと。とすると2021年に有意差がなくなった理由は?
欧米の大規模比較試験において,同日でも別日でも眼内炎に有意差はないことは立証済みです。
韓国での結果については,私的意見として,単純にいわゆる「ISBCS手技の習熟」が原因かも?

3)韓国(Dr. So-Hyang Chung):
・中国と同様に,韓国でもSMILE手術が増加。
・軽度近視ではphakic IOLが多い。
・日本と異なり,ICL(後房レンズ)のみならず,Artisan/Artiflex前房レンズ;日本では未承認)も比較的用いられている(理由は不明)。

2022年の ESCRS surveyでは,角膜屈折矯正手術におけるメイン手術として,84%がLASIK,12%がSMILE,と報告されています。
欧米と中国・韓国との相違,さらに同じアジア圏であるにもかかわらず日本との差にも驚きですね〜!

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レーシック? or ICL?

先々週は,ICL近視矯正手術〜硝子体茎離断術(ERM)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)。
先週は,レーシック水晶体再建術(両眼同日・多焦点トーリックを含む)〜睫毛内反手術(埋没法)。
今週は,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日・多焦点を含む)〜翼状片切除術×2〜出張手術。

今月末の学会での講演に向け,只今スライド作成の真っ只中…….その一部をご紹介!

まずは,世界全体・日本・中国・韓国・米国における,屈折矯正手術全体におけるICLの占有率

2018年は,いずれの地域においてもICLのシェア率は10%未満。
2023年は,世界全体で年間およそ410万件の屈折矯正手術が行われています。ICLのシェア率は世界全体では15%に増加し,日本ではなんとシェア73%と尋常ではない伸びを示しています。しかし逆を言えば,世界全体では85%(米国においては98%)がLASIK・SMILE・RLEなどICL以外の手術です!
日本では2013年に都内の1施設で術後感染性角膜炎のoutbreakが報告され,消費者庁から注意喚起がなされ、以降エキシマレーザー屈折矯正手術件数は大幅に減少しました。さらに日本人特有の保守的思考も少なからず関与しているとされ,いずれにせよ諸外国とは異なった非常に特殊な状況にあることは間違いありません。

続いて,ICLの地域別販売実績どの地域で多く用いられているのか)。

なんと8割がAPAC(アジア太平洋地域),さらにAPACでの7割が中国(日本は14%),世界全体でみると単純計算で過半数が中国
中国ではSMILEの増加も顕著ですが,人口からこのような統計になるようです。

ICL™(Implantable Collamer Lens)は、数種類あるフェイキックIOLのなかの1つで、STAAR Surgical社が商標登録を持つ製品名です。紛らわしくも同じくICL(ICL™と異なりImplantable Contact Lensの略)と称しながら,実は異なる素材のレンズを挿入されている例も実在するため,注意が必要です(私自身,他院での偽ICL手術後に白内障を併発し,当院でレンズ抜去および白内障手術を行った症例を経験しています)。

角膜屈折矯正手術(レーシック・SMILE)有水晶体眼内レンズ(ICL)は,それぞれ利点・欠点があり,もしも偏った意見で一つの術式のみを勧められたとしたらそれは大きな誤りです。
いずれにせよ,日本の屈折矯正手術の傾向は世界と全く異なるという事実は周知されるべきでしょう。

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ICL手術:2017年開始 → 早くも8年目!

先週は,ICL近視矯正手術×6〜iStent inject W挿入術(緑内障)〜水晶体再建術〜出張手術。
今週は,レーシック×4〜PTK×6(顆粒状角膜変性)〜硝子体茎離断術(PDR-TRD)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)。
皆さん経過良好です。

2017年1月にICL近視矯正手術を正式に開始し,早くも8年目に突入!
現時点で,再近視化を訴えて来院された方はゼロであり,高い術後安定性が立証されています。
諸外国をはじめ他院でのレーシック後でも問題なく対応可能な事は,非常に大きな利点ですねー。

文字には起こしにくい,術前検査・手術手技に無数のコツ(pearls)があるのも事実。
どの手術でも同様ですが,良好な術後視力が必然である屈折矯正手術においては,殊更に顕著だと感じます。しかしそこは8年目の実績,お任せください!

欧米では,屈折矯正手術におけるICLの割合は数%であり,現在でもメインはレーシックです。
一方,アジアではICLが急速に支持を増しており,特に日本でのICLの支持率は突出しています。
その理由は…..?
日本における現状・海外との相違など,詳細は6月のJSCRS総会シンポジウムで講演予定です。

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バビースモ vs アイリーア8mg

今週は,ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜前後転術(外斜視)。

バビースモはRVOにも適応が拡大され,週末はこの全国講演会に出席のため高輪へ。

・AMDにおける少量のSRF残存は黄斑萎縮と負の相関
⇒やはり少量のSRFは放置しても良い?(経過観察すべきか否かの是非は不明のまま…)

・PCVにおいて,IVF後は77%がポリープ閉塞,≧85%が12週以上の投与間隔でOK
⇒バビースモはPCVにも有用

・硝子体注射の継続 ⇒ TGF-β↗ ⇒ ERM発生のリスクあり

今後はアイリーア8mg(海外ではEYLEA HD)がライバルとなるでしょうね。
バビースモはVEGF-AとAng-2の双方を阻害するバイスペシフィック抗体。
アイリーア8mgは病態のメインであるVEGF-Aを強力に阻害。
軍配は…?

取り急ぎ,プレフィルドシリンジの早期登場を期待!

 

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2024GW

先々週は,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術。
先週は,レーシック×4〜ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術×2(黄斑円孔・PDR-VH)〜水晶体再建術(連続焦点での両眼同日を含む)〜観血的濾過胞再建術(緑内障)。
そして連休半ばは,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)。
皆さん経過良好です。

連休後半は2泊3日のことりっぷ。
 


串揚げもたこ焼きも,さすがに美味しかったですね〜 ♪
今週は水木金とオペ,頑張ります!

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TECNIS Odyssey IOL

先々週は,ICL近視矯正手術×4〜iStent inject W挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜睫毛内反手術(埋没法)×4。
先週は,レーシック水晶体再建術(連続焦点での両眼同日を含む)〜出張手術。
今週は,ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(連続焦点での両眼同日・LASIK後を含む)。

TECNIS IOLシリーズにさらに新しい仲間の登場です。
先週ボストンで開催されたASCRS 2024において,TECNIS Odyssey IOLテクニス オデッセイ;Johnson & Johnson 社)が正式発表されました。新規のplatformからなるPureSee IOLとは異なり,TECNIS Synergy(連続焦点)IOLの進化版であるため,臨床試験前にすでに国内承認されています。
Synergyでも他の多焦点IOL同様に,夜間のスターバースト・ハロー・グレアなどの異常光視症が少なからず認められますが,Odysseyではこれが有意に軽減され,より高いコントラスト感度を有するとのこと。
米国では近々に,本邦では本年秋〜冬頃に発売予定。楽しみですね〜 ♪

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ICL 300万枚突破

先週は,ICL近視矯正手術×6〜硝子体切除術(眼内レンズ完全脱臼)〜iStent inject W挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリック・強膜内固定を含む)〜出張手術。
今週は,レーシック×8〜ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日を含む)。

ICLImplantable Collamer Lenses)の世界累計販売枚数が300万枚を突破したとのこと。つまり,少なくとも150万人以上に移植されたことになります。
当院ではレーシック・ICLそれぞれに希望者がおり,以前は「レーシック適応外であればその際は ICLを 希望」といった患者さんが多かったのですが,最近ははじめから「ICL希望」との患者さんも少なくありません。もちろん「レーシック希望」との患者さんもこれまでと変わらずいらっしゃいます。レーシック・ICLともに屈折矯正手術の有用性が広く認知されつつある証拠ですね。
欧米ではレーシックを含めた角膜屈折矯正手術(corneal refractive surgery)にはまだまだ及びませんが,アジア圏(特に日本)ではなぜか?ICLの人気が高まっています。
近視人口の割合は2050 年までに世界人口の50%を越えるとも予測されており,革新的なデバイスが登場しない限り,今後もICLの人気は衰えないでしょうね。

連休は木更津〜横浜へ。
 
束の間ながらrefresh完了。次年度も頑張ります!

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iDose TR

先週は,レーシック×6〜iStent inject W挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点での両眼同日・LASIK後を含む)〜後転術(外斜視)〜眼輪筋縫縮術(眼瞼内反)〜睫毛内反手術(埋没法)。
今週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点・matureを含む)〜翼状片切除術〜出張手術。

本日はiDose TRtravoprost intracameral implant・Glaukos社)について。

6年前にご紹介したiDoseが,iDose TRと名を新たにし,昨年末にFDAに承認されました。
内部にreserseされたトラボプロスト(緑内障点眼薬のFP作動薬)がゆっくりと徐放される仕組み。米国のphase Ⅱ trial:1年間の経過観察において30%眼圧下降の継続を示し,古くからある緑内障点眼薬のチモロール(β遮断薬)連日点眼に対し非劣性。
phase III trial:被験者の81%が術後1年間において眼圧下降点眼薬を全く要せず,角膜内皮細胞の減少も認められず。


毎日必ず同じ時間に点眼を継続することは患者さんにとって負担が大きく,特にアドヒアランス不良の患者さんにとっては有用でしょう。一方で,アドヒアランスが良好な患者さんにとってはメリットは低いかも….?
保守的な日本では嗜好が分かれるかもしれませんね。

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TECNIS PureSee IOL

先週は,ICL近視矯正手術×4〜線維柱帯切除術(落屑緑内障)〜水晶体再建術×16(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜眼瞼下垂手術〜睫毛内反手術(埋没法)〜出張手術(水晶体再建術×11)= 計35件
今週は,ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術(黄斑円孔)〜iStent inject W挿入術×2(緑内障)〜水晶体再建術×18(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(水晶体再建術×13)
計38件

本日は,TECNIS PureSee IOL( Johnson & Johnson 社 )について。
最新型の老視矯正(多焦点)IOLで,まずはヨーロッパおよび中近東地域で販売が開始されました。

テクニスシリーズとして先進技術を駆使したIOLを続々と発表し続ける J&J社から,Symfony(EDF),Synergy(連続焦点),Eyhance(高次非球面),そしてPureSee が新登場!
独自の純粋な屈折設計により,単焦点 IOL に匹敵する高コントラストと低照度性能を保有。
さらに,十分な老視矯正機能を有しながらも,多焦点IOLにて見受けられるハロー・グレア・スターバーストなどの異常光視は単焦点 IOLに匹敵するほどに低いようです。

PMDA承認はまだ少し先でしょうが,国内でも市場を席巻しそうな予感 !!

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冬の京

先週は,ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術。
今週も同様に,ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術。

今週末は眼科手術学会へ。例年ですが,今年は京都なので殊更寒く….。

レーシック/ICL手術・眼形成手術・斜視手術の総復習(教育セミナー):
術者によって手技が微妙に異なり,意外な盲点の発見もあったり。

硝子体手術のコールドケース外伝・硝子体道場2024
ASCRS等でのnightmare sessionは,正直申してさほどではないのですが…..。硝子体手術は別格で,特に会場参加型のシンポジウムは非常に勉強になりました!

後日オンデマンド配信で視聴可能のため,非常にありがたい限り。経費が嵩むでしょうが,今後も是非「見逃し配信」の継続を期待!

昨年の京都とは異なり,やはり外国人観光客が目立ちましたねー。
ちょうど節分の時期だったので,土曜のデパ地下は恵方巻を求める人人人…。

恵方巻もどき?の鬼に金棒(2/1〜2/3の3日間限定販売)。
黒糖のふんわり蒸しカステラ&控えめの小豆餡。
一応,恵方を向きつつペロリ ♪

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