ICL・レーシック」カテゴリーアーカイブ

多焦点 ICL (with EDOF optic)

先週金曜は硝子体茎離断術(黄斑前膜症例・増殖糖尿病網膜症症例)〜水晶体再建術(レーシック後を含む)。
今週火曜は出張白内障手術(二の宮眼科)。
水曜はレーシック
木曜は硝子体茎離断術(黄斑前膜)& 緑内障手術エクスプレス挿入)の同時手術水晶体再建術(トーリックを含む)。
皆さん経過良好です!

本日は最新の多焦点型 ICLPresbyopic EVO+ Visian ICL with EDOF opticについて。

2016年9月に従来型ICLと比較し光学部がより大きく再設計されたEVO+ Visian ICLが本邦でも発売開始となり、良好なコントラスト感度・夜間視力(ハロ・グレアの改善)により、当院においても高い患者満足度が得られています。
一方、ある程度の年齢を過ぎれば、遠用眼鏡・コンタクト・レーシック・ICL・オルソケラトロジーなどすべての近視矯正手技において、近方視力低下(調節機能低下・老視)は避けられません。

この老視矯正機能を付加した新しいICLが、2017年5月に市販前承認CEマークを取得しています。
現時点での実施症例が海外の一部地域のみにて詳細の言及は不可能ですが、通常の回折型二焦点ではなくEDOF(extended depth of focus)タイプなので、ハロ・グレアやコントラスト感度低下などの可能性は低いと考えられます。
EDOF型ICLにて近視を矯正し、年齢的に白内障が進行してきた際には、EDOF型IOL(シンフォニーなど)もしくは三焦点IOL(Finevision POD Fなど)を用いた水晶体再建を受ける。そうすれば、若年〜中高年〜老年期まで完全眼鏡不要の快適ライフを過ごせる、というわけです。

最も気になる点は、現行ICLとの年齢的な境界、でしょうか。
40歳以上の調節機能が衰えはじめている症例にはEDOF型ICLは良い適応と考えます。では、まだ調節機能がある20代では、現行のICL?それともEDOF型ICLでよい?
現行ICLの長期データが非常に優れていることは明白なので、近方視力や上記疑問点を含めたデータが追加公表されれば、近い将来に国内でも承認されることは間違いないでしょう。

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Light Adjustable Lens(LAL)

先週火曜は出張白内障手術。
水曜はレーシックPTK眼瞼内反手術翼状片切除術
木曜は硝子体茎離断術(黄斑前膜・増殖糖尿病網膜症)〜水晶体再建術(二焦点を含む)。
今週火曜も出張白内障手術。
水曜は硝子体茎離断術(裂孔原性硝子体出血・BRVO硝子体出血)〜水晶体再建術(EDOFシンフォニーを含む)。
木曜はレーシックPTK眼瞼下垂手術
金曜はICL挿入術水晶体再建術(EDOFシンフォニーを含む)。
皆さん経過良好です!

本日は、Light Adjustable Lensについて。
先月、同レンズ(RxLAL、RxSight社)が米国FDAに承認されました。眼内に挿入してから度数を変更しようというコンセプトのもと、光感受性のあるシリコーンmacromerが光学部に埋め込まれたIOLです。術後数週で、屈折状態によりIOLの一部分に近紫外線照射を施行します。照射された部位のmacromerは重合してpolymerとなるので、macromerの濃度が不均一となり、非照射部のmacromerが濃度勾配に従って照射部に移動します。さらにその翌日にレンズ全体を照射することにより、それ以上度数が変化しないようlock inします。
球面度数ズレだけでなく乱視も矯正可能であり、術後の屈折誤差が解消できるという他にはないメリットがあります。デメリットとしては、やや大きめの切開創が必要であること、術後近紫外線照射まではUV保護眼鏡の装用が必要であること、が挙げられます。

LALに関しては15年前に論文発表されており、かなり歴史のあるIOLです。当初はそのユニークな発想に感銘を受けましたが、まさかFDA認可にまで至るとは思っていませんでした。
調節可能IOL然り、米国はEUとは大きく異なる傾向にあるため、はたしてLALが本邦でどの程度広まるか……近紫外線照射装置であるLight Delivery Device (LDD)も必要となるのが最大のネックかもしれません。

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Beaujolais

先週はレーシック硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(トーリックを含む)。
今週はレーシック眼瞼下垂手術〜水晶体再建術(EDOFシンフォニー・二焦点を含む)。
いずれも経過良好です。

昨日はBeaujolais nouveau解禁日。
昨年も解禁日に購入しましたが、あれからもう1年…..年を取るにつれ1年が早すぎて困ります…。
昨年と全く同じ銘柄(Jean-Charles PIVOT prestige)を購入。今年も当たり年のようです!

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JSCRSレーシック情報

今週水曜は硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症)〜水晶体再建術
木曜も硝子体茎離断術(糖尿病性硝子体出血)〜水晶体再建術
金曜は水晶体再建術(多焦点を含む)を施行し、いずれも経過良好です。

JSCRSのレーシック情報が更新されました!

前向き研究
対象は国内の42施設(当院を含む)、15,011症例
術後の平均裸眼視力は1.41平均矯正視力は1.51、目標度数に対して±1D以内が96%
術後感染症などの重篤な合併症を1例も認めず

後ろ向き研究
対象は国内の45施設、71,089症例
裸眼視力1.0以上の症例が96%矯正視力1.0以上の症例が99%
予測性が±0.5D以内の症例が94%、屈折変動が1.0D以内の症例が97%
術後感染症などの重篤な合併症を1例も認めず

以上のように、レーシックの高い安全性と有効性が実証されています。
詳細はこちらをご参照下さい。

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秋の臨眼

先週はレーシック水晶体再建術(多焦点を含む)〜翼状片切除術
今週木曜に水晶体再建術(トーリック・多焦点を含む)。
皆さん経過良好です。

週末は臨床眼科学会へ。
雨にも負けずランチョンセミナーの発券時間に合わせて朝7:30に行くとすでに長蛇の列…(>_<)。
相変わらず臨眼の人気は高く、参加者は4日間で9,000名とのこと。でも並列で14会場での講演はやや詰め込みすぎ…体は1つですから…(^^;)。
年々増加しているインストラクションコースは玉石混淆であり、もっと厳選した方がよいと感じました。

ポスターの紙パネル展示は完全廃止。これはいいですね〜。
ASCRSのように、e-posterとして自宅など会場外でものweb閲覧可能・web上にて演者へ質問メールを送信可能・得票結果も同時閲覧可能、となればさらに良いと思います(何年も前からそのようにしているASCRSは改めて凄い!)。

少し気になった内容は、OCT angiographyEDOF IOLでしょうか。
OCT angiographyの性能は徐々に向上しつつあり、もしかしたら(運が良ければ)H30年の診療報酬改定時に保険収載されるかもしれない、とのこと。
EDOF(Extended Depth of Focus)IOLは多焦点IOLの仲間でありながら、グレアハローがない・コントラスト感度が単焦点と変わらないことが売りの、遠方〜中間を重視したIOLです。詳細はまた後日。

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開院4周年

今週木曜は硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜水晶体再建術(トーリックを含む)。
金曜は硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(トーリックを含む)。
皆さん経過良好です。

秋晴れの本日は開院4周年記念日!
昨日9月末で診察券番号29139を発行しました。開院後4年間で3万人近くの新規患者様が来院されたことになります。受診されたすべての患者様、そしてスタッフに日々感謝です。

明日からも引き続き、プレミアム白内障手術硝子体手術(MIVS)レーシックICL手術緑内障手術(MIGS)眼瞼下垂手術斜視手術抗VEGF療法オルソケラトロジーなどなど、最先端かつ最良のテーラーメイド医療を提供し続けます!

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レーシック・ICLの国内成績③

Am J Ophthalmol 2017;175:159–168.(A Multicenter Prospective Cohort Study on Refractive Surgery in 15,011 Eyes.)に引き続き、国内で施行された78,000眼を超える屈折矯正手術(レーシック・ICLなど)の臨床成績に関する国際論文が公表されました。

A Multicenter Retrospective Survey of Refractive Surgery in 78,248 Eyes.
Kamiya K, Igarashi A, Hayashi K, Negishi K, Sato M, Bissen-Miyajima H; Survey Working Group of the Japanese Society of Cataract and Refractive Surgery.
J Refract Surg 2017;33:598-602.

英文抄録はこちらをご参照ください。

屈折矯正手術においてこれほどの症例数を集めた論文はなく、また本邦における屈折矯正手術の術後成績が非常に優秀であることが実証されました!

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老舗

今週はレーシックPTK(アベリノ角膜変性)〜水晶体再建術(三焦点を含む)〜硝子体茎離断術(黄斑前膜症例・網膜細動脈瘤破裂症例・裂孔原性網膜剥離症例)。やや疲れましたが、皆さん経過良好でなによりです!

本日はランチ。元々有名なレストランですが、相撲の影響もあってか、最近はテレビでもたまに拝見しますね。とても美味しかったでした。

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ガリレオ

今週は睫毛内反手術(埋没法)〜眼瞼下垂手術(挙筋前転縫縮術)〜レーシック水晶体再建術(二焦点・三焦点トーリックを含む)。
皆さん経過良好です!

本日は高エネルギー加速器研究機構(KEK)の年1回の一般公開へ。例年日程が合わず、今年念願の初!午後1時の入場者はすでに2,000名超え(最終的には4,000名弱)。受付を済ませ入場者専用ワッペンをぺたり。そして広大な敷地内の各実験施設へ周遊バスで移動。

産学連携にて様々な研究をしているんですね〜。
自身の持ち物の構成元素を教えてくれる「元素探偵団!」なども開催され、また各施設では専門研究職の担当者が丁寧に説明をしてくれました。

最大の目玉であるBelleⅡ実験(世界23ヵ国の研究者が参加)の目的は、粒子・反粒子の対称性の破れや宇宙初期に起こったはずの極めてまれな現象を再現(光の速度近くまで加速された電子と陽電子との衝突)し、放出される未知の素粒子や力の性質を明らかにすることで、宇宙の起源や宇宙から反物質が消えた謎に迫ること、だそうです。
欧州原子核研究機構(CERN)が登場した「天使と悪魔」を連想しますね。

最後の写真がドラマのロケ地で有名なBelleⅡ測定器。

事象には必ず理由がある。実に興味深い!

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AcuFocus IC-8

先週はレーシック眼輪筋縫縮術(眼瞼内反)〜水晶体再建術(多焦点を含む)。
今週はレーシック硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(多焦点を含む)。
皆さん経過良好です!

本日はAcuFocus社のIC-8 IOLについて。

IC-8は、pinhole効果によって焦点深度が通常の単焦点IOLより深くなるIOLです。CE Markは取得済み、FDA未承認、国内も勿論未承認。老視矯正を目的に片眼の角膜実質に挿入するKAMRA InlayのIOLバージョンと言えるでしょう。
近方も見えるといっても、いわゆる多焦点IOLとは全くの別物です。さらに、Extended Range of Vision IOLかどうかいえば確かにそうなのですが、発想が単純であり、光学機能的にTECNIS Symfony(AMO社)とも大きく異なります。

優位眼に通常の単焦点IOLを、非優位眼にIC-8を-0.75Dのやや近方狙いで挿入。
夜間のグレア・ハローが生じにくい、1.5Dまでの軽度乱視は無視可能、円錐角膜などの不正乱視でも裸眼視力良好、従来のようなモノビジョンにはならない。このように利点は多く、患者満足度は極めて高いようです。
当然ながら、視野狭窄などを呈する他の眼疾患がある症例は適応外となります。

瞳孔径が大きめで羞明を訴える縮瞳不良例、古い屈折矯正手術既往がありグレア・ハローの訴えの強い症例、などは良い適応といえるでしょう。

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