ICL・レーシック」カテゴリーアーカイブ

2021年メス納め

先々週は,ICL近視矯正手術水晶体再建術(連続焦点トーリックを含む)〜眼輪筋縫縮術×4(眼瞼内反)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜眼瞼下垂手術×2〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシックICL近視矯正手術水晶体再建術眼瞼下垂手術〜睫毛内反手術×4(埋没法)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

年明け早々の三が日に,医療従事者枠にてワクチン3回目接種の予定です。
在日米軍しかり,学習のない入国時水際対策には期待できそうになく…..我々に出来ることは,マスク着用とワクチン接種(日本では全人口の8割弱,10代でも7割以上が2回接種済み)。いずれは致死率がさらに低下し,季節性インフルエンザのごとく流行の兆しのたびにワクチン接種が推奨されることでしょう。真の有効性は別として,しばらくワクチン接種継続が必要ですね。

12/30〜1/4まで休診とさせて頂きます。
今年もたくさんのオペを執刀し,特に夏以降はコロナ前を大きく上回る件数でした。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

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レジェンド

先週は,レーシックPTK(帯状角膜変性)〜ICL近視矯正手術iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・緑内障発作後を含む)〜眼瞼皮下腫瘍摘出術(アポクリン腺嚢腫)〜結膜囊部分形成術(眼窩脂肪ヘルニア)。
今週は,硝子体茎離断術(裂孔原性網膜全剥離)〜水晶体再建術(両眼同日・LASIK後を含む)。
皆さん経過良好です。

今週末は第60回日本網膜硝子体学会,本日はほぼフルで拝聴しました。
特に面白かったのは,ご高名な眼科医4名による,特別企画「レジェンドからのメッセージ」。
新しい網膜疾患を複数発見し,日本発で命名! 非英語圏の不利を研究力で吹き飛ばし,2021年に米国で最高位を受賞! 大学発での複数の製品化を成し遂げ,旧帝大の総長に!

そしてもう1名。誰も教えてくれなかったため網膜硝子体検査を独学し,海外へも自ら積極的に手術見学に出向き,決して諦めない網膜剥離手術への熱意で日本のトップsurgeonに。尊敬申し上げるこのT先生の講演を特に楽しみにしていましたが,予想通りに大変興味深い内容でした。初期の網膜剥離手術は,術前術後の絶対安静で約1ヵ月の入院を要したとのことで,日帰り手術全盛の現在とは大違い…。40年以上前,米国でのガス注入併用網膜剥離手術は全身麻酔&宙づりで行われていましたが,ご自身もこの術式で執刀されていたんですね〜。

私が研修医成り立ての25年前,T先生はすでに超高名であり,手術機器メーカー経由でライブ手術の動画を入手。今では国内開催が難しいライブ手術ですが,見学しながらコメントを述べる故T教授・故H教授・そしてO先生など,T先生を含めて当時の硝子体手術4天王が集結した贅沢な動画でした。コピーを繰り返したためと思われるVHS特有の低画質でしたが,手術レベルは当時の研修先とは雲泥の差で,その20G-PDR手術動画を何度も何度も見返した記憶があります。
医師2年目での手術見学(PDR・DME・RRD)にて感銘を受け,6年目(再発性PVR×複数例・open skyでの全剥離ROP手術),7年目(PDRの助手)にも見学させて頂きました。当時は勿論のこと現時点でも日本の網膜硝子体手術のトップsurgeonであり,難治再発性PVR症例における最後の砦となっています。

近年,安易に硝子体手術(特に網膜切開)を行う傾向が危惧されています。若年者の裂孔原性網膜剥離手術は強膜バックルが基本であり,可能な限り硝子体手術は避けるべき。硝子体手術が必須のPVRでも,安易に周辺部網膜を切開せず,硝子体手術と強膜バックルを併用すべき。以上が安全かつ有用な基本方針とされます。
3ポート作成での液空気置換下にて,全周および深部子午線バックルを容易に縫着するT先生の技を真似出来る術者はかなり絞られるかもしれませんが,前出の方針には強く賛同します。

今回の講演とは別で,滲出型加齢黄斑変性に対する360°網膜切開併用中心窩移動術がもてはやされた時代がありました。術後にPVRを発症する症例もあり,侵襲が大きすぎて普及せず,抗VEGF薬の登場とともに消え失せた術式の1つです。

本来,安易な網膜切開は避け,必要に迫られて切開する場合には部分バックルもしくは輪状締結を併用すべき。つまり,強膜バックル手術を完全に習得したうえで硝子体手術を行うべきであり,今後の眼科手術教育の大きな課題の1つと言えるでしょう。

その他,今でこそ言える裏話なども拝聴できました。また是非このような機会を設けて頂けるとありがたいですね。

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静謐

先週は,ICL近視矯正手術×6〜硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜IOL強膜固定(IOL脱臼)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリック・3焦点を含む)〜前後転術(内斜視)〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

国内のコロナ第5波は落ち着きましたね〜。一方ドイツでは新規感染者数が過去最多と大変な事態のようで,この差は一体何なのか….人種差?…まだよくわかりませんがいずれ解析が進むでしょう。欧米と比較して日本のワクチン接種割合が高いことは確かですが,マスク着用を自ら継続しているという国民性も大きく寄与していると思われます。

感染者数がこれだけ落ち着けば,ゆったり外食できますね〜。
幸福感の閾値が明らかに下がり,平凡な日常がいかに幸せであるかを痛感しています ♪

1年8ヵ月ぶりのゴルフで肩を痛め,これには少し時間がかかるかも…^^;

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Tyrvaya™(バレニクリン点鼻薬)

先々週は,硝子体茎離断術×2(黄斑円孔・黄斑前膜)〜iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリック・両眼同日を含む)。
先週は,ICL近視矯正手術水晶体再建術(連続焦点トーリック・両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシック×4〜ICL近視矯正手術水晶体再建術(両眼同日を含む)〜翼状片切除術〜眼瞼内反手術(眼輪筋縫縮)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

ドライアイに対するバレニクリン点鼻薬について以前も書きましたが,つい先日,商品名Tyrvaya™(Oyster Point社)として米国FDAに承認されました。ドライアイ治療を目的とした点鼻薬としては,まさに世界初です。

鼻腔内の三叉神経を活性化(副交感神経系を刺激)させ,自然な涙液の生成を促進し,涙液層の恒常性を回復させるとのこと。治験結果では1日2回の点鼻でドライアイが有意に改善したとの結果が得られています。
くしゃみが82%と高頻度ですが,重篤な副反応は認められせん。
本邦でもそう遠からず承認されることでしょう。

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開院8周年

先々週はICL近視矯正手術レーシック×6〜水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)。
先週はICL近視矯正手術硝子体茎離断術×2(増殖糖尿病網膜症・裂孔原生網膜剥離)〜水晶体再建術(連続焦点を含む)〜前後転術(外斜視)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術レーシック×4〜硝子体茎離断術(黄斑前膜×2)〜iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリック・両眼同日・緑内障術後bleb+・成熟白内障を含む)〜翼状片切除術〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

10/1(金)に,開院8周年を迎えました!
診察券番号49616のユニークIDを9/30に発行し,開院後8年間で5万人弱の新規患者様にご来院頂いたことになります。受診されたすべての患者様,そしてスタッフに日々感謝です。

今後も引き続き,個別化屈折矯正手技ICLレーシックオルソケラトロジー)〜プレミアム多焦点白内障手術硝子体手術(MIVS)〜緑内障手術(MIGS)〜眼瞼下垂手術斜視手術抗VEGF療法など,最先端かつ最良のテーラーメイド医療を提供し続けます!

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ロードサイン(野立て看板)

先週は,ICL近視矯正手術レーシック硝子体茎離断術×2(分層黄斑円孔・全層黄斑円孔)〜水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

8年前の開院時,厳選した計7か所にロードサイン道路沿いの野立て看板)を設置。都心では不要かもしれませんが,車通勤がメインの地方にはたくさんありますよね。毎日通る道路の交差点などで停車中にぼ〜っと眺めていると,深層心理への刷り込みが行われます。この効果を狙って特に交差点は人気が高いわけです(一般には電柱広告も散見されますが,効果は小さいと思われ,当院では一切出していません)。
実は,市の景観条例により,本来はつくば学園都市内のロードサインは許可されないそうで…実際には看板が無数にありますが,数年毎に変わる市役所担当者の匙加減で撤去の話が出たり出なかったりだとか…?
昨年の3月,学園都市内の複数箇所においてロードサインの撤去命令が出され,当院は2か所が該当しいずれも撤去。
そして今月,追加の撤去命令が出され,またもや当院の場所が該当…..それだけ目立つ場所に出しているということなのでしょうか….? 残り3カ所ではちょっと少ないですし,看板はまだ綺麗でもったいないので,他の場所へ移設完了。
開院当初からの役目はほぼ終えていると思いつつも,計5か所の野立て看板にはもうしばらく現役で働いてもらうことにしました!

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iStent infinite

先週は,レーシック×8〜ICL近視矯正手術iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリック・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術×4。
今週は,iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリック・両眼同日を含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

本日はiStent infiniteについて。
国内外におけてMIGS(低侵襲緑内障手術)が全盛の昨今,主流はiStent inject W(ステント2つ)ですが,さらにステントが3つに増えたiStent infiniteがつい先日FDAに承認申請されました。

当然ながら眼圧はさらに下がりやすくなり,より小型化したことで手術はさらに侵襲性に。
また,iStent inject Wは白内障同時手術を要しますが,iStent infiniteは単独手術でOKのようなので,汎用性が非常に高いと考えられます。
PRESERFLO microshuntマイクロシャントiStent infinite,本邦での認可が待ち遠しいですね。

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ワクチンパスポート

先週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術硝子体茎離断術(裂孔原生網膜剥離)〜水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)〜翼状片切除術〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

米国眼科学会(AAO)は毎年開催される世界最大の臨床系の国際眼科学会で,日本はもとより世界中の眼科医が参加します。2020年はCOVID-19のpandemicによりvirtual開催でしたが,今年は11月にNew Orleansで通常開催される予定です。今年度は,マスク装用は勿論のこと,現地参加者全員にCOVID-19ワクチン接種の証明が必要(メーカーを問わず,2回目接種から2週間以上経過)となりました。COVID-19に罹患の既往がある人でさえ,現地参加するにはワクチン接種が要求される徹底ぶりです。
そもそもワクチン接種済みでないと米国に入国できませんが,米国在住ですら現地参加には接種が必須条件となった訳です(未接種であってもオンライン参加への変更は勿論可能)。

眼科のみならずすべての診療科において,米国では当面これが主流となるのでしょう。
本邦でもワクチンパスポートの議論は始まっており,また大きな波が繰り返されるようであれば,国内でも同様な対応が求められるかもしれません。

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斜視手術

先々週は,ICL近視矯正手術硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点・両眼同日を含む)〜前後転術(内斜視)〜眼瞼下垂手術〜睫毛内反手術(埋没法)〜出張手術(鉾田病院)。
先週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術水晶体再建術(連続焦点を含む)〜下斜筋後転(下斜筋過動)〜前後転術(外斜視)。
今週は,ICL近視矯正手術水晶体再建術(連続焦点を含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

初診時から斜視手術を希望されての受診がちらほらと見受けられます。
私がレジデントの頃は,研修医1年目半ばの麻酔科ローテート終了後,1年目後半に眼瞼睫毛内反手術および斜視手術,2年目前半に翼状片手術,2年目半ばに白内障手術の執刀開始。その後は技量に応じて緑内障濾過手術・網膜復位術・硝子体手術の執刀開始といった順序でした。斜視手術は眼科の初歩的な基本手術であるにもかかわらず,なぜか斜視手術を行う施設が非常に少ない…。

現在の白内障手術は5分程度で完結する手術であり,国内で年間160万件という,他の手術とは比較にならない圧倒的な件数を誇ります。よって,白内障手術は眼科手術の代名詞となっていますが,裏を返せば,どこの眼科でも行っている手術(多焦点IOLを除いて)であることも周知の事実です。
近視と斜視の有病率とでは比較になりませんが,レーシック・ICL手術希望の患者さんが集まるのと同様に,需要と供給のバランスから,自ずと斜視手術希望の患者さんが受診されるのかもしれませんね。

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コロナワクチンと角膜移植後拒絶反応

先週は,レーシック×6〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術エクスプレス挿入術(落屑緑内障)〜水晶体再建術(IOL脱臼・緑内障術後・連続焦点を含む)〜前後転術(内斜視)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

COVID-19の眼症状として当初から結膜炎が指摘されていますが,これは自然治癒するので心配ありません。一方,角膜移植術後においてCOVID-19に伴う拒絶反応の報告がなされ,移植術後症例にてこれを見逃さないことは非常に重要です。
ウイルスに対する免疫応答により移植後拒絶反応が惹起されるということは,ワクチン接種後でも同様な状況が危惧されます。事実,頻度として非常に稀ではあるものの,帯状疱疹ワクチンやインフルエンザワクチン後に角膜移植後拒絶反応を惹起したとの報告があります。

新型コロナワクチンにおいては,mRNAワクチンに伴う角膜移植後拒絶反応の海外報告がすでに3報あり,投薬にて拒絶反応は沈静化し,再移植を要するほど重症には至らなかったとのこと。RNAワクチンの有効性の表れと考えられ,今後もさらに報告数が増えるのは間違いないでしょう。
角膜移植に限らず,全身の臓器移植後の患者さんには同様のリスクがありますが,日本移植学会の現時点でのワクチン接種方針は「臓器移植患者がCOVID-19を発症した場合の予後は不良であるため,予防が重要であることからワクチン接種を推奨」となっています。

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