初診での電話診療

今週は,レーシック硝子体茎離断術(黄斑前膜・特発性黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日・選定療養3焦点を含む)〜翼状片切除術〜出張手術(鉾田病院),皆さん経過良好です。
選定療養は実質的には先進医療とほとんど変わらない印象ですね。何の問題もなくスムースに移行できました!

本日は電話・オンライン診療について。

オンライン診療(約2年前の当ブログにおいても詳細を記載)はこれまで再診に限り認められていましたが,先週から,電話またはオンラインでの診療が初診でも可能となりました!
急な展開ですが,患者なりすましの問題よりもコロナ対策が優先されるということでしょうね。

要約すると…..
保険証はFAXもしくは添付メールで確認し,電話内容および処方箋FAX送信先を診療録に記載。
・診療所・病院は所定の様式により都道府県に毎月報告を行う。
・診察・院外薬局からの薬剤配送等のすべてが初診でも電話のみで行えるが,時限的・特例的であり,いずれコロナが終息すれば再診のみに戻る。

実際の流れは,電話での予診→電話診療可能と判断→保険証の正式確認→電話診療→処方箋・会計等についての事務連絡,となります。

先日,再初診の患者さんからの問い合わせがあり,早速当院は初診での電話診療を開始しました!
STAY HOMEの状況なので,患者さんにはとても喜んで頂けました。
眼科において完全な初診で電話対応できる疾患は限られますが,最終診察日からかなり時間が経過している「再初診」の場合は特に有用かもしれません。

いわゆるオンライン診療は,初期設備や設定がやや面倒で,さらに疾患が限定されるため,導入に二の足を踏むDrが少なくないと思われ,私もその1人です。しかし電話でもOKとなると,クリニック側も患者さん側も敷居がかなり低くなりますね。

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