Ranibizumabでのport delivery system(PDS)

先々週は,レーシック硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症例・網膜細動脈瘤破裂例)〜水晶体再建術〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(3焦点を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシック硝子体茎離断術(網膜細動脈瘤破裂)〜水晶体再建術(緑内障術後・3焦点を含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

滲出型加齢黄斑変性(sAMD)に対する新たな抗VEGF治療薬として,ベオビュ(Brolucizumab・ブロルシズマブ:ノバルティス社)が今週月曜日に発売されました。一方で,同社はsAMDに対する治療薬としてルセンティス(ranibizumab・ラニビズマブ)も併売しています。

このルセンティスの製造元であるgenentech社(ロシュ社の子会社)は同薬を用いたport delivery system(PDS)を開発中であり,先日phase Ⅲの臨床研究(Archway study)の結果が公表されました。

sAMDに対し,ルセンティスの硝子体注射を毎月行った場合と,PDSを一度だけ設置した場合とで,半年間の経過観察でいずれもほぼ同等の臨床成績を示し,PDS設置はそのリスクに見合う十分な利点がある,との結論です。

まだphase Ⅲなので,FDA申請そして承認までには時間がかかるでしょう。
しかし,天下無双のロシュ!
いずれ承認され,PDSの先駆けとして世界的に普及するものと思われます。

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