5焦点眼内レンズ(Intensity lens)導入

明けましておめでとうございます。
Withコロナの年明け早々,今週は,レーシック×6〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜エクスプレス 挿入術(緑内障・白内障同時手術)〜水晶体再建術(3焦点・LASIK後を含む)〜重瞼術(睫毛内反)。
皆さん経過良好です。

世界初の5焦点眼内レンズ(Intensity lens:Hanita社)を導入しました!


中間距離(80cm)を基準に同程度の光エネルギー配分 ⇒ 幅広い焦点域(5焦点)の実現。


緻密なレンズ構造: ステップの幅や高さは中心から周辺に向かって変化し,瞳孔径に応じて最適な配分。
高い光透過率: 他の代表的な3焦点眼内レンズと比較し,エネルギーロスが最も少ない。


瞳孔径による光配分の変化:瞳孔径が大きくなっても,中間距離と近方の比率はあまり変わらない。

独自のDynamic Light Utilization(DLU)technologyにより,光効率が最大化,また瞳孔径ごとの光エネルギー配分も最適化され,新世代の多焦点眼内レンズといえます。
焦点は遠方・遠中・中間・中近・近方(40cm)の計5焦点で,全距離において視力の落ち込みの妥協なし。グレア・ハローの出現も最小限で,コントラスト感度も良好であり,日常のあらゆる活動をカバー可能です。
実臨床で患者さんの自覚に有意差があるかどうかは何とも言えませんが,現時点においては世界最先端の眼内レンズといえます。

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