レーシック・ICL(フェイキックIOL)」カテゴリーアーカイブ

ICLの適応拡大

先々週:レーシック水晶体再建術(EDOFを含む)〜眼瞼下垂手術重瞼術(睫毛内反)〜出張手術(二の宮眼科)。
先週:ICL近視矯正術水晶体再建術(EDOFを含む)。
今週:レーシック硝子体茎離断術(PDR)〜水晶体再建術(両眼同日・EDOFを含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です!

本日はICLの適応拡大について。

前房深度「3.0mm未満」は禁忌でしたが、国際的な整合性に基づき「2.8mm未満」に緩和。

さらに、日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインも改訂:
・禁忌であった円錐角膜に関して、「矯正視力が比較的良好で、かつ非進行性の軽度円錐角膜症例」も慎重適応に。
・これまでICLの適応屈折度数は「−6.0D以上」でしたが、「−3.0D〜−6.0D」も慎重適応に。

以上のように、適応が大きく拡大されました!

といっても、これまでも「−3.0D〜−6.0D」に対するICLは国内認可されており、ガイドラインとの相違が問題となっていたため、「ガイドラインが現実に近づいた」とも言えるでしょう。

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2019謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

年始初日に、ICL挿入術〜水晶体再建術
先週は,レーシックICL挿入術〜水晶体再建術(EDOFを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です!

週末は温泉&スキー。
例年は年末に行っていましたが、積雪がもうちょっとのため、今年は年明けに。
 
待った甲斐があり、雪質良好!

開院後6回目のお正月を無事迎えることが出来ました。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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師走

先々週:レーシックPTK(アベリノ角膜変性)〜硝子体茎離断術(ERM・VH)〜水晶体再建術翼状片切除術。
先週:ICL挿入術〜硝子体茎離断術(ERM)〜水晶体再建術(EDOFを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
今週:ICL挿入術〜硝子体茎離断術(ERM・IOL落下の摘出強膜固定)〜水晶体再建術(EDOF・両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です!

早くも師走。
本日は都内で4時間の座学。
「働く人の睡眠障害・精神障害の労災認定の実際・がん治療と就労の両立支援・労働安全衛生法規の読み方」など、眼科との直接的な関係は皆無の内容。医学の領域は広すぎですね〜。

土曜にもかかわらず定員200名の会場はほぼ満席……ですが、多くのDrがパソコンを開いています。
私もその真っ最中(笑)。

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シロリムス(sirolimus)・ラパマイシン

先々週:レーシック硝子体茎離断術(ERM)〜水晶体再建術(EDOFを含む)。
先週:硝子体茎離断術(PDR)〜水晶体再建術〜出張手術(笠間眼科)。
今週:レーシックPTK(顆粒状角膜変性)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜眼内異物除去(IOL完全脱臼)〜前後転術(外斜視)〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です!

本日はシロリムス(sirolimus・別名ラパマイシン)について。
似たような名前のタクロリムス (tacrolimus)は筑波山の土壌から分離されたのに対し、シロリムスはイースター島の土壌から分離されたマクロライド系化合物。抗腫瘍作用(リンパ脈管筋腫症 LAM:ラパリムス)、免疫抑制作用、さらにマウスでは寿命延長作用を有することも報告されており、色々な可能性を秘めている薬剤のようです。

シロリムスの硝子体注射が非感染性汎ぶどう膜炎に有効であることは、以前から報告されていました。ぶどう膜炎に対する治療薬として2017年にFDAに申請されたものの、承認は保留となり、臨床データの追加提出を求められていました。
そして今月のAAO(シカゴ)にて、非感染性汎ぶどう膜炎に対する同薬剤の有用性が改めて報告されました。硝子体注射に伴う一般的合併症以外には大きな副作用もなく、局所投与のためか安全性は比較的高いようです。FDA認可も近いかもしれませんね。

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N Engl J Med

先々週:レーシック水晶体再建術(両眼同日・多焦点5件を含む)〜翼状片切除術〜出張手術(笠間眼科)。
先週:水晶体再建術(PTK後・EDOFを含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週:ICL挿入術レーシック硝子体茎離断術(PDR)〜水晶体再建術(EDOFを含む)〜眼球内容除去術(絶対緑内障での角膜穿孔)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です!

先週末は臨床眼科学会に出席。あまりトピックはなく、総括的な講演を拝聴。
レギュラトリーサイエンスに関するシンポジウムではPMDA理事長自らがご講演され、模範的な臨床研究の実例として、京都府立医大での「水疱性角膜症に対する培養角膜内皮細胞移植」を挙げられていました(2年前に当ブログにて掲載した「不可思議なROCK inhibitor」の内容です)。本年3月にN Engl J Med誌にその有用性が報告され、医師主導治験として現在進行形とのこと。

これまでN Engl J Med誌に国内の眼科グループで掲載されたのは下記5篇のみ(いずれも眼科のトップリーダー)。
・重症眼表面疾患に対する角膜上皮幹細胞移植(坪田先生・慶應大;1999年)
・培養自己口腔粘膜上皮細胞シート移植による角膜再生(西田先生・大阪大;2004年)
・増殖糖尿病網膜症における網膜血管新生因子としてのエリスロポエチン(高木先生・京都大;2005年)
・黄斑変性に対するiPS細胞由来網膜色素上皮細胞シート移植(高橋先生・理化研;2017年)
・水疱性角膜症に対するROCK阻害薬を用いた培養角膜内皮細胞注入(木下先生・京都府立医大;2018年)

本庶佑先生の「nature誌、science誌の9割は嘘。10年経ったら残って1割」は言い得て妙ですが、N Engl J Med誌の掲載論文に関しては、時が経っても色あせずおよそ真実が多いと思われます。

常識は覆るもの。時が経ち、過去の常識を科学が覆したとき、やはり「嘘だった」とは言えません。とはいえ、さすがにSTAP細胞の「嘘」が覆えることはないと思いますが……。

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