ロボット白内障手術

先々々週は,レーシック×4〜PTK(帯状角膜変性)〜硝子体茎離断術×2(黄斑円孔網膜剥離・特発性黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)。
先々週は,硝子体茎離断術(PDR-VH)〜水晶体再建術(LASIK後多焦点・両眼同日を含む)。
先週は,水晶体再建術(両眼同日・多焦点を含む)〜出張手術。
今週は,硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼多焦点同日を含む)〜出張手術。

本日は,世界初ロボット白内障手術について。

使用されたのは Horizon Surgical Systems 社のPolarisロボット・プラットフォームで,AIでの視覚とロボットによる精密制御が統合された,初の眼科特化手術システム。10年以上前から豚眼などでの基礎実験を積み重ね,このたび人眼での白内障手術にて成功を納めたようです。当然ながらFDAの承認などはまだ先の話ですが,夢がありますねー。

詳細はblackboxに包まれていますが,ダビンチ外科手術と同様,さすがに完全自動手術というわけではないと思われます。とはいえ,医師の技量に頼ることなく,あらゆる症例に高い一貫性を持って取り組むことができる可能性を秘めています。
数十年には,間違いなく実臨床で広く普及していることでしょう!

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