月別アーカイブ: 2014年2月

ICL(Implantable Contact Lens)

Visian-ICLICL(Implantable Contact Lens)は、水晶体のある眼にimplantするIOL(phakic IOL)の1つです。角膜と虹彩の間(前房)に挿入するphakic IOLもあります。しかしこのタイプは長期的にみると角膜内皮細胞の減少や眼圧上昇などのリスクがあることは否めず、私は使用しません。
http://www.satouganka.com/icl/
一方、ICLは虹彩と水晶体の間(後房)に挿入するので、そのような心配は皆無であり、度数が変わったとしても容易にICLの交換が可能です。白内障が進行した際には、ICLを摘出して二重焦点眼内レンズを用いた水晶体再建を施行すれば、良好な遠近の裸眼視力を保持できます。ICLは通常の中等度近視のみならず、レーシック適応外(最強度近視・角膜が薄い・角膜形状異常など)の方でも手術を受けることが可能です。
また来月には、中央に微小な貫通孔を有する「hole ICL」が厚労省に認可される予定です。患者さんの負担を減らせるレンズの登場は喜ばしい限りですね。

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花粉症

そろそろスギ花粉が飛び始めているようで、目の痒みを訴える患者さんが増加しています。
アレルギー性結膜炎の点眼薬は非常に多く存在しますが、アレルギー性結膜炎に保険適応のある内服薬はなく、鼻炎のみに対しての適応となります。しかし実際には、点眼と内服をかぶせた方がより効果的です。
朝からぐしゅぐしゅの日はもう一日中ダメですよね〜。
私も典型的な花粉症体質ですが、どちらかというと鼻炎の方がひどいため、すでに予防的に内服を開始しています。目薬も早めに開始すると、その年の症状緩和に非常に効果的です。
毎年花粉症になることがわかっている方は、お早めに点眼(内服)を開始することをお勧めします。
体質はなかなかな治せませんので、なにより予防が重要です!

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レーシック〜白内障手術〜硝子体手術〜斜視手術

今週はレーシック・白内障手術・硝子体手術・斜視手術と、内容が盛り沢山でした。
皆さん経過良好で何よりです!
ありがたいことに2月はもう手術予約が一杯なので、もっと手術日を増やさないといけませんね。

休み時間を削っての手術準備と後片付け、スタッフに感謝感謝ですm(_ _)m。
来週は硝子体手術症例がたくさんありますが、頑張ります!

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