硝子体手術」カテゴリーアーカイブ

ドライアイに対するバレニクリン点鼻薬

先々週は,レーシックICL近視矯正術PTK(顆粒状角膜変性)〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(3焦点×4・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術〜翼状片切除術〜出張手術(鉾田病院)。
先週は,ICL近視矯正術×4〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜前後転術(恒常性外斜視)。
今週は,レーシック×4〜PTK(顆粒状角膜変性)〜ICL近視矯正術水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

ドライアイ治療としては初となる点鼻薬バレニクリンvarenicline,Oyster Point社)がFDAへ承認申請されました。Phase2・3ともに結果は良好なため,米国では秋頃には承認される可能性が高いようです。
バレニクニンは副交感神経刺激薬(選択的ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト)で,鼻腔内の三叉神経を活性化(副交感神経系を刺激)させ,自然な涙液の生成を促進し,涙液層の恒常性を回復させるとのこと。

実はこの薬,禁煙補助の内服薬(商品名:チャンピックス)として日本でも以前から販売されています。副作用としての抑うつ(自殺企図)が危惧されますが,点鼻では血中濃度がかなり低くなるため,全身的副作用の発症頻度は低いということなのでしょうね。

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TECNIS Eyhance IOL

先々週は,レーシックICL近視矯正術水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,ICL近視矯正術×4〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシック×6〜ICL近視矯正術PTK(帯状角膜変性)〜硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜水晶体再建術(3焦点・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術〜翼状片切除術〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

新しいタイプの単焦点IOLであるTECNIS Eyhance IOL(Johnson & Johnson vision)が,今週FDAに承認されました。
本邦でも,治験を行わずして近々に承認されるようです。EDOF型の多焦点IOLはすでに存在しますが,TECNIS Eyhance IOL焦点深度を拡張させた初の単焦点IOLです。回折デザインがないため,裸眼での近方視までは望めないものの,コントラスト感度は非常に良好のようです。


従来のテクニス単焦点IOLと比較すると,中間視に歴然とした差があるのがわかりますね。トーリックタイプもあり,かなりの需要が見込まれます。

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iStent inject W(低侵襲緑内障手術:MIGS)

先々週は,ICL近視矯正手術(海外LASIK後)〜硝子体茎離断術(×3:増殖性硝子体網膜症・黄斑前膜×2)〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(EDOFを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜iStent inject 挿入術(緑内障×2)〜エクスプレス挿入術(落屑緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日×3を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシック×6〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術前後転術(先天内斜視)〜翼状片切除術。
皆さん経過良好です。

MIGS device について度々紹介していますが,その最たるは iStent(Glaukos社)です。この旧 iStent がさらに極小化・低侵襲化した iStent inject(最大長 360um)が2019年10月に国内承認され,承認から遅れること約1年,2020年10月にようやく発売・使用可能となりました。
当院でも早速導入し,皆さん想定通りの眼圧下降効果が得られています。
    

5年前に掲載した microshunt(ab externo)も2020年7月にFDAに承認申請されており,近々に承認される見通し。MIGS全盛時代ですね。

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巣ごもり

先週は,エクスプレス挿入術(落屑緑内障)〜水晶体再建術(3焦点を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック×6〜PTK(帯状角膜変性)〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜エクスプレス挿入術(OAG)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

コロナ禍とはいえ,手術が必要な新規重症患者が減るはずもなく,週明けには網膜剥離の準緊急オペの予定。
当院の手術件数は,先月も今月も前年同期より多く,年々増加傾向にあります!

昨日からの2週間(11/28〜12/13),つくば市では不要不急の外出自粛要請が出されました。
週末は家に籠もり,秋のweb臨床眼科学会をオンデマンド拝聴。
通常開催では絶対に不可能ですが,興味のある講演に限り,ほぼ制覇!

問題は器械展示です。展示会場で各ブースにコンパニオンが配置されたりと盛大な時期もありましたが,時勢なのか派手な演出は年々縮小傾向で,経費削減は歓迎されるべきですね。しかし,器械展示自体が全く開催されないと本当に困った事態になります。
通常開催ではあらゆる最新医療機器の操作体験が可能ですが,web学会ではこれが完全不能。医療機器は日進月歩で,眼科検査器械は殊に高額。新車購入の際,Bugatti ChironKoenigsegg Regeraなどは別として(笑),通常は試乗してから契約のサインをしますよね? 車の試乗は近くのディーラーで可能ですが,高額器械のデモはどのメーカーも国内数ヵ所の常設展示場のみで,首都圏では当然ながら都内のみ。興味のあるメーカーに器械のデモを自ら予約し,各常設展示場に出向かなければなりません。1〜2ヵ所で丸1日を要しますし,そもそもメーカー展示場訪問自体が急用なのか?という問題もあり,本当に困ったものです。

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つくばワイン

先々週は,レーシック硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症・黄斑円孔・黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼同日・3焦点トーリックを含む)〜睫毛内反手術〜出張手術(鉾田病院)。
先週は,ICL近視矯正手術〜硝子体茎離断術(BRVO-VH)〜水晶体再建術(3焦点を含む)。
今週は,硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症・黄斑前膜)〜水晶体再建術〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

週末は筑波山へ。小学校低学年の遠足以来なので,およそ40年ぶり。
近場で紅葉狩りを,と思いましたが,まだ少し早かったようです。
ロープウェイ→徒歩10分で山頂→帰路もロープウェイ….登山ではありませんね(笑)。
近いとあまり行かないものですが,天候にも恵まれ,山頂はとても爽快でした。

そして,葡萄畑が広がるつくばワイナリーへ。
2019年からはここで醸造もしているとの説明を受け,赤を試し買い。
品種は「富士の夢(メルロー×山ぶどう)」とのことで,初耳です。
飲んでびっくり! フルボディに近い濃厚色で芳醇,でも苦みは少なく飲みやすく,お勧めです!
最近は,椀子オムニス城の平オルトゥスのように本場と互角と評される和製ワインも登場しています。つくばの地でぶどう栽培から美味しいワイン醸造まで出来てしまうとは,相当な企業努力なのでしょうね。
次は白にもトライしてみましょう♪

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学校健診

先々週は,硝子体茎離断術(BRVO-VH)〜エクスプレス挿入術(続発性緑内障)〜水晶体再建術(3焦点を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,硝子体茎離断術(黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日・3焦点・mature・NVGを含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(3焦点・matureを含む)〜前後転術(外斜視)〜重瞼術(睫毛内反)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です!

職種を限定すれば在宅勤務で問題なし,会議はオンラインで十分,などなど,コロナ禍でこれまでの無駄が色々と明らかになりました。
医療分野においては,政府はオンライン診療を推進する方針のようですが,現状では総合内科・小児内科・皮膚科・精神科などの診療科に限定して有用と思われます。

今月と来月は学校健診(眼科検診)。例年は春〜初夏にかけて行いますが,新型コロナの流行に伴い無期限延長になっていました。高学年になってから顕性化する斜視もあり,やはり学校健診は重要だと感じています。
通常の診察通りにマスク・ゴーグル・手袋を装用し,児童の顔や目には可能な限り触れず。もちろん児童も全員マスク着用し,自身に下眼瞼を押し下げてもらうと非常に効率的で,例年よりもspeedyに終了!
Dr自身が児童の眼瞼を押し下げる行為は,少なくとも学校健診においてはとても無駄であることが明らかとなりました(笑)。

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開院7周年

今週はレーシック(×6)〜ICL近視矯正手術(×4)〜 硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離・増殖糖尿病網膜症)〜水晶体再建術(3焦点トーリックを含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

10/1(木)に,開院7周年を迎えました!
診察券番号45556のユニークIDを9/30に発行し,開院後7年間で4万5千人強の新規患者様にご来院頂いたことになります。受診されたすべての患者様、そしてスタッフに日々感謝です。

今後も引き続き,個別化屈折矯正手技ISEE治療レーシックICLオルソケラトロジー)〜三焦点EDOFプレミアム白内障手術硝子体手術(MIVS)〜緑内障手術(MIGS)〜眼瞼下垂手術斜視手術抗VEGF療法など,最先端かつ最良のテーラーメイド医療を提供し続けます!

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糖尿病黄斑浮腫に対するベオビュ(ブロルシズマブ)

先々週は,硝子体茎離断術(黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜眼窩脂肪ヘルニア手術〜出張手術(二の宮眼科)。
先週は,レーシック(×8)〜ICL近視矯正手術(×4)〜水晶体再建術〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック(×8)〜硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症 ×2)〜水晶体再建術
皆さん経過良好です!

ベオビュbrolucizumab・ブロルシズマブ)の適応疾患は,現時点では滲出型加齢黄斑変性のみですが,今後は他の抗VEGF薬と同様に,糖尿病黄斑浮腫(DME)・網膜静脈閉塞症(RVO)・近視性脈絡膜新生血管(mCNV)・血管新生緑内障(NVG)などへ適応が拡大される可能性を秘めています。
世界23ヵ国・80施設・360名のDME症例を対象とした,2年間のベオビュ第III相臨床試験(KITE Trial)が現在進行中です。先日,このtrialのEUにおける成績が公表されました(以下要点)。

・投与開始52週(1年)後の視力変化は,アイリーアに対し非劣性を示した。
・投与開始40〜52週後の中心窩網膜厚は,アイリーアと比較し有意な減少を示した。
・投与開始後1年間において,アイリーアは全例2ヵ月毎の投与であったが,ベオビュは50%以上の症例が3ヵ月毎の投与であった。
・安全性は,アイリーアと同様に良好であった。
眼内炎症に関しても,アイリーアとほぼ同様であった

ベオビュ硝子体投与後の数%に,虹彩炎→網膜血管炎→網膜血管閉塞を引き起こす可能性があることが判明しています。発生機序はよくわかっておらず,本邦での発生頻度まだもはっきりしていません。
このtrialの結果によると眼内炎症はアイリーアと同程度のようですが,ベオビュ初回投与後は慎重な経過観察が求められます。

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オンライン資格確認

先々週は,硝子体茎離断術(×3:裂孔原性網膜剥離・増殖糖尿病網膜症・黄斑前膜)〜水晶体再建術(LASIK後・両眼同日・成熟白内障を含む)〜睫毛内反手術〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,レーシックPTK(エキシマレーザー治療的角膜切除術:顆粒状角膜変性)〜水晶体再建術(両眼同日・3焦点を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜眼窩脂肪ヘルニア手術。
皆さん経過良好です!

2021年3月から,健康保険証のオンライン資格確認が正式に開始されます。
これによって,保険証のみならず,マイナンバーカードでも保険診療が可能となります。
保険証の期限切れ(職場が変わったがまだ新しい保険証が届いていない場合など),困りますね?しかし,マイナンバーカードがあれば,直ちに保険確認が可能となります。

患者側のメリット:
・限度額認定証の持参不要
・薬手帳など服薬履歴書の持参不要(オンラインで過去や他院の投薬状況の把握が可能)
医療機関側のメリット:
・保険証番号の入力不要
・資格過誤による返戻レセプト減少

確かにメリットはありますが…..保険証を持たずに,あえてマイナンバーカードのみを持参する患者さんがどの程度いるのか…..
保険証は過去の遺物となり,マイナンバーカードを常時携帯する時代が必ずやってくるのでしょうが,希望を込めて,なんとなくまだまだ先のような気がします。

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じわじわと…

先々週は,レーシック水晶体再建術(三焦点を含む)〜眼瞼内反手術〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,木金連休にて当院ではオペせず,出張手術のみ(鉾田病院)。
今週は,レーシック(×10)〜硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症)〜水晶体再建術(両眼同日・三焦点を含む)。
皆さん経過良好です!

連日の報道の通り,新型コロナの感染拡大が止まりません。本当に困ったものです。
茨城県内の本日8/1の新規感染者は14名,これまでの感染者数は308名。
茨城県の人口は約290万人なので,ざっと9,000人に1人の計算。この数字だけを見ると「な〜んだ,そんなものか」となりますが,不顕性感染者を考慮するともっと高いはず。
国がこのまま無策であるならば,1/5,000…1/3,000…1/1,000…となるのも時間の問題です。

台湾では新規感染者が現時点でほぼゼロ。
ニュージーランドでは早期に航路を閉鎖し,厳格な検査・隔離を施し,国全体をロックダウンしたため,現在はすべての国民がマスクなしで全く元通りの生活に戻っているそうです。
日本も同じ島国であり,上手に対応すればこのような経過をたどれたはず。
国は都道府県に任せっきり。挙げ句の果てに,Go To…? 今?
最初のクルーズ船の時から対応がダメダメの後手後手で,欧米型のウイルスが蔓延。緊急事態宣言でうまくcontrolできそうかな?と気が緩み,国内新規患者が完全にゼロとならない状態で経済が再開。結果,明らかな第2波が到来しています。

民主主義と利己主義は全く別物。「自分の身は自分で守れ」では困ります。
国民の健康を最優先し,目先の経済などに目を奪われず,長期的な国益を重んじ,有事の際には驚くほど強いリーダーシップを発揮する。一国のリーダーはそうあるべきと強く思う今日この頃です。

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